自分は13歳で【てんかん】という病気になった。
てんかんには小発作と大発作があって、小発作が18歳まで続いた後、そこから大発作で倒れるようになった。
小発作とは倒れずに意識を20~30秒失う発作で大発作は泡を吹き、時には血を吐いて倒れてしまう。
自分は中学生の頃に友達が自分が小発作になると自分の口の前でライターをカチカチやると自分は本能から『フッフッ』と火を消すのが面白がられて毎日そんな感じで炙られていた(笑)
ただ自分はヘコむとかそういうのはなく、これは自分が変わっているんだろうけれどある意味『おいしい』(ウケるから)と思っていた。
自分は友達に誘われてバンドブームだったこともありドラムをやり始めていた。ドラムはすごくやりがいもあり楽しかった‼️ライブでも練習でもすごく楽しい。
けれど発作がおきると、普通にリズムが遅くなり、止まってしまったり。
それはちょっとイヤだったなぁ、と思う。
あとは明け方に友達と釣りに行く時に多くおこっていたけど、自転車に乗りながら発作がおきると勝手にどこかに曲がっていったり、友達の話では知らないうちにいなくなってたらしい(笑)。
いずれにしても発作は非常に困る出来事だったなぁ、と思う若い頃だった。
(第2話へ続く)