NO.3 DRIVER’S EYE wk314 | eスポレース

NO.3 DRIVER’S EYE wk314

eスポーツに参加する多くのドライバー達。

レース始めた理由や速く走る方法、レース戦略など、様々な角度からドライバーをご紹介します。

NO.3 ドライバー/wk314

①eスポーツレース参加の切っ掛けは?

「F1 2018」でリアフレのLIMIX66氏とオンラインのランクレースをやり始め、様々な方との交流が増えていった頃に、「武士杯Jr」という大会が新設されメンバーを募集していると知りエントリーしました。

②レース中、気をつけていることは?

(1)他の参加者へのリスペクト
他の方は多かれ少なかれ時間を割いて参加して下さっていますので、フェアプレーに徹し気持ちのよいレースをすることを一番に心掛けています。

(2)「速さ」より「強さ」
レースというのは速く走ることが全てではありません。一貫したロングランペース、状況に応じた戦略、攻めと守りの使い分け等を意識して戦うようにしています。

③忘れられないレースはありますか?

2019年のM-Cup中国GPです。予選3位、決勝2位となり、かつて遠い存在だった方々に追いつけた気がしました。

④好きなF1ドライバー&チームは?

ピエール・ガスリー&アルファタウリ・ホンダです。

⑤その理由は?

ガスリーはスーパーフォーミュラに参戦した日本と縁あるドライバーで、レッドブルとホンダを繋ぐ存在であったことから応援を始め、現在までそれを続けています。トロロッソ再降格後の復活劇は本当に素晴らしいです。
アルファタウリに関しては、ガスリーが居るからというのもありますが、決して大きくはないチームながら時折躍進や下剋上を見せる姿に惹かれたのも応援する理由です。

⑥ライバルはいますか?

同じ大会を走る全員がライバルです。特にLIMIX66さんですかね(笑)

⑦現在参加している大会は?

M-Cup、PRO SERIESに参加しています。

⑧大会や今後の目標は?

シリーズ戦に参戦しているので順位は勿論大事なのですが、それ以上に各レースを楽しんで走りたいです!

⑨レースで使用している、ハンコンほか仕様を教えてください。

純正コントローラー、PROでない普通のPS4、2万円のゲーミングモニターというお手軽セットです(笑)

⑩速く走るためには何が必要ですか?

(1)経験によって得られるデータ
走り込むことで自分の得意または苦手なコース、コーナー、シチュエーションなどが分かってきますし、スピンした分だけマシンコントロールが上達すると思います。マシンセッティングへの理解も深まるはずです。

(2)自身の力を発揮出来る設定
限界までプッシュして速く走ろうとするのもひとつの手段ですが、限界までプッシュしやすいように環境を調整するのはどうでしょうか。自分の好みや感覚に応じてコンフィグ、キャリブレーション、カメラ位置等を最適化することも、速さに影響を与える可能性があります。私の場合、オンスロットルデフとブレーキバイアスの上下を一瞬で変えられるコンフィグにしています。(※私がパッドユーザーのため、パッドでのプレイを前提にして話しています。ご了承ください。)

(3)最適なセットアップ
一定以上のレベル帯になると、自身の操作よりも「マシンの出来」のほうが大事になってきます。同じレベルの人でも、セッティング次第でペースや安定感に大きな差が生じています。ですので、コースや自分のドライビングに合わせてマシンセッティングを行うことが重要です。戦いは大会本番ではなく、もっと前から始まっていると言えるでしょう。

最後に今後の目標、または読者へのメッセージをお願いします。

私も一応3年のプレイ歴がありますので、その視点から初心者の方へメッセージを送らせて頂きたいと思います。
「なかなか速くなれない」と悩んでいる方もいらっしゃると思います。そういった方はどうすれば良いのでしょうか。結論から言えば、自分の特性を知り、焦らずに一つ一つ改善していくことです。「焦らずに」と書きましたが、自分の理想の走りができるまでかなりの時間を要すると思います。現在高いレベルのレースに参加している方々も、最初から今の走りができていた人は居ないはずです。熱心に走り込んでいた時期があり、それが今に繋がっているのでしょう。ですので、すぐには追いつけなくて当然です。むしろ、そんな一瞬で速くなられたら自信無くすのでやめてください(笑)
つまり何が言いたいかというと、「上達に時間がかかるのは当たり前」ということです。楽しみながら上手くなっていきましょう!
こんな感じでなんか偉そうなことを書いてしまいましたが、私もまだまだ上達の余地はありますので頑張っていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。今回書いたことはあくまで自分の考えですが、この記事を読んでくださった方の役に立てれば幸いです。それでは皆様、これからも良きF1ゲームライフをお過ごしください。

取材にご協力いただきありがとうございました。

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